GNO日記 - 准将への道

続き。
勲章集めとともに、昇進に欠かせないのがレベルアップ。
一般的なRPGでは必須な要素だが、このゲームにもレベルアップの概念が存在する。
パイロットがレベルアップすると、戦闘に必要な能力値が増える。
能力値は「成長ポイント」というポイントを振って増やすことができるが、基本はレベルアップによる増強だ。
それに対し、隊長はレベルアップによってもうひとつ大事な点がある。
「搭載容量」の増加だ。
部隊の搭載容量が増えれば、より重く大きい(=強い)モビルスーツを配置できる。

ジオンの蒼い巨星ランバ・ラル大尉は、
ザクとは違うのだよ、ザクとは!」
という名言を残したことで有名だが、搭載容量の概念は、まさにこの言葉が示している考え方そのものと言える。
「グフはザクより強いが、より多くの搭載値を必要とする。」

強くなるために欠かせない作業、それがレベルアップだったりする。
…ま、その点はほかのゲームと何ら変わりがない。
しかしGNOが特殊なのは、「効率的な経験値稼ぎの方法」が、他のゲームとは正反対であるという点。

普通経験値稼ぎとは、コツコツと敵を倒し成し得るもの。
プレイヤーの立場とすれば、「よりゲームに時間をかけたほうが経験値を稼げる」ということになる。

しかしGNOは違う。
プレイに時間のかかる「任務戦闘」(軍から与えられた任務をこなし、成功することで成果を得る)よりも、「野戦」(エンカウント戦闘。いわゆる雑魚との戦闘)をしていたほうが経験値稼ぎの効率がいい。

そして、このゲームの戦闘はコンピュータによる完全オートバトル。
これは何を意味するかというと、
「GNOでは任務をこなすより部隊を放置したほうが経験値を稼げる」
ということなのだ。

これはやっかいだ。
ログオンしても、自動戦闘を見ているだけ。
他にやることがない…
慣れないと、ストレスが溜まる作業(?)と言える。

…うーむ、長くなったのでさらに続く。