E-2000でPocketNester


PocketPC版のGNOはプレイに耐えない遅さだったのに愕然としたわけだが、そこそこのCPU速度と、ゲームのできるハードウェアボタンを持つE-2000だから、何とかゲームに使ってやろうと情報を集めていた。

で、行き着いた先がエミュレータ
それも、安定動作が望めるNESファミコン)のエミュを試してみた。

写真は、PPC2002/2003用PocketNester上で『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』を動作させているところ。

毎日コツコツと寝る前に布団の中で30分程度プレイし、現在終盤までプレイした。
…で、感想。

エミュレータでのゲーム、特にRPGは、いわゆる「どこでもセーブ機能」が大変便利。
いかにゲーム好きといえども、齢30も超えるとプレイに対する集中力が落ちてくる。
何より、「繰り返しの操作」が辛いと感じる。

コンピュータRPGはどれも、多かれ少なかれ「繰り返し」を求められる。
経験値稼ぎなんてのはその代表で、ゲームを進める上で必須の作業といえる。
そして、セーブポイントが限られているのも「繰り返し」といえる。
セーブするために、途中まで進めたイベントを中断して街へ戻る。
次回ロードしたとき、前回と同じ道を通らなければならない。

「どこでもセーブ機能」は、こういった作業の負担を大きく減らしてくれる。
仕事に疲れた、三十路のゲーム好きには優しい機能と言える(笑)。

実際の動作に関して。
E-2000では、fps20~35程度で動作している。
このあたりの数値も、実にRPG向けと言える。
アクションゲームをプレイするには、微妙にrag(コマ落ち)が発生するためストレスが溜まるから。
ドラクエをやっている分には、この程度のfpsなら何ら問題はない。

…何のためにE-2000を購入したのか、わからなくなってきた…