SH505iSの液晶保護シート


家電量販店で見かけたので、SH505iS専用の液晶保護シートを買ってきた。
メイン液晶、サブ液晶、カメラレンズ部と3枚のシートがセットになっていながら、実売400円程度とお得感が強い。

それにしても、相変わらず量販店のケータイグッズコーナーには種々多様の関連アイテムが豊富だ。
量販店に入っても、ケータイコーナーにはあまり興味がなかったので気がつかなかったが、あらためて眺めてみると、結構楽しかったりする。

そんなケータイ関連グッズだが、この「液晶保護シート」は比較的歴史も長く、売れている商品ではないだろうか。
現在販売中のモデル対応品は並んでいて当たり前。
旧機種のシートも、結構な数が並んでいる。

しかし、comWeeはこの類のシートは購入したことがなかった。
それには理由がある。

PDAには、「タッチパネル」を採用しているモデルが多い。
画面上のアイコンをタップしたり、文字を書いたりする。
だから、画面とスタイラスはかなりの頻度で摩擦し合い、結果、液晶に細かい傷がついていくのは誰にでも予想できることだ。
そうならないようにPDAの液晶保護シートを使うのは自然な発想だと思うし、comWeeもPDAの液晶保護シートは結構使っている。

一方でケータイに目を向けるとどうか。
タッチパネルを採用したモデルはほとんど存在しないのが現状。
これはつまり、多くの場合、「液晶画面は摩擦を受けない」ことを意味するのではないか。

メールを打つのも、webを見るのも、すべてテンキーで操作できるケータイだから、液晶に直接触る機械はそれほどない。
…電話をして顔の脂やファンデーションが付着することがあるだろうが、これは液晶が物理的に傷ついているわけではないので、そう気にかける程のことではない気がする。

…そんな能書きを垂れてはいるが、この液晶保護シートを持ってレジに向かっている時に考えていたこと。

「機種変更のサイクルが極端に速く、商品寿命が短いケータイだからこそ、ユーザーは自分のケータイに対してこういうグッズで精一杯の愛情を注いでいるのかな…」
それはとても、素晴らしいことのように思う。